金曜日が好き

雑多な感想文

2022年12月31日

おわり、はじまる。いまの気持ちを忘れないように記しておこうと思う。

2022年12月31日。Sexy Zoneからマリウスが卒業する。それまでの5日間。実感するようで、実感できない時間だった。まさか、最も好きなグループ2組が2020年と2022年の同じ日に節目を迎えるとは、考えてもいなかった。

発表された日、初めて聞く「卒業」という言葉とその事実を受け止めきれない自分がいた。この2年間、実はどこかでこうなることを覚悟していた自分がいたのも間違いじゃないけど、それでもこんなにあっという間に来てしまうとは思っていなかった。だってずっと5人で並んで活動すると思ってたし。復帰して冠番組ができて……とか想像してたし。職場で涙を堪えるので必死だった。

でも、ファンクラブ動画を見て、気持ちが変わった。ずっとあやふやになっていたマリウスの2年間の過程、今回の決断に至った理由、そして今後のビジョン。私たちが知れる範囲のことはすべて話してくれたんじゃないかと思う。今まで起きたことで何がダメで、何が良かったかとかはもうどうでもよくて、ただSexy Zoneとして活動してきた時間の中で自分がやるべきことが明確になって、そのためにここを巣立つ。ちゃんとマリウスの想いが乗っかった言葉で伝えてくれた。そして、これはマリウスだけの決断じゃなくて、Sexy Zoneとしての決断だということも添えられた。なんと言うか、もうここまで聞いて受け入れない方が難しいとすら思えた。気づいたら、笑っていた。

こんなに温かく、清々しい別れがあるだろうか。

いま、今後に対する不安がひとつもなくて、モヤモヤした気持ちもなくて、納得して、「卒業おめでとう」という気持ちでいる。そんな気持ちで送り出させてくれる彼らがとても誇らしい。すごいグループに出会ったんだなあと思う。この5日間でまた5人のことが大好きになってしまった。

27日から、怒涛のインスタ投稿やインスタライブで忘れかけていた寂しさが、ふとした瞬間に甦る。楽しそうな姿を見れば見るほど、嬉しくて、ちょっぴり寂しい。これまでの時間に何ひとつ間違いなんてなかったと思いたいけど、願くば、この時間が、感情が、永遠であってほしかったな。私ですらそう思うのに、5人はいまどんな気持ちでいるんだろう、と考えるとまた泣きたくなってくる。

これからもときどき、私はマリウスのことを思い出すと思う。もしかしたらライブのMCとかで名前が出てくることもあるかもしれない。これはある種の別れではあるけれども、でも確実に心が繋がっているよという誓いでもある気がしている。「卒業」という言葉には、そんな希望が含まれているようにも思えるから不思議だ。

これからカウントダウンライブを見て、私は5人で活動するSexy Zoneにありがとうとさよならを言います。そして、新しい年を迎えても少しだけ許された5人の姿を見てから、また次の一歩を踏み出す4人とマリウスの健康と幸せを心の底から願います。

最後に、私だって貴方達に言いたい。がんばれ。幸あれ。